ミャンマーで選抜した技能実習生候補者
2019年12月に、ミャンマーで技能実習生として選抜されたのですが、コロナ禍等の原因によって日本へ向けて出国できないでいる状況です。
原因は、まず1つが新型コロナウィルスの感染拡大による日本側の鎖国的措置。
現在日本は全世界からの外国人の入国を、一部の事由を除き全面的に入国を拒否しております。
そしてもう一つの懸念材料が、今年2021年2月1日起きたクーデター。
クーデター勃発により、政治的不安定な状況が続いております。
そんな中、技能実習生候補者達から配属予定である日本の会社の社長宛にビデオレターを送ってきました。
最初はSkypeで繋ぐことを考えたのですが、ミャンマー現地のインターネット回線の状況が悪く断念しました。
現在ミャンマーではクーデターが起こり、軍政に戻ってしまいました。
治安も悪く、クーデター以前のような状態ではありません。
また、新型コロナウィルスの感染拡大もあり、明るい見通しが立たない状況です。
ミャンマーからのビデオレターをご紹介
ミャンマーで出国待ち待機をしている技能実習生候補者からのビデオレターをYouTube動画でまとめました。
どうぞご覧になってみて下さい。
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ミャンマーで待機している実習生候補者は日本へ来れるのか?
YouTube動画でご紹介しているミャンマー人技能実習生候補者4名は、日本政府が発行する在留資格認定証明書を既に所有し、ミャンマー現地で発行するスマートカード(海外で働くためのIDカード)も発行済みです。
後は日本大使館でビザ発給をしてもらえば良いのですが、現在日本側が一部の事由を除いて基本的に全世界からの外国人の入国を制限しています。
その関係で現地の日本大使館のビザ発給窓口は閉ざされている状況なので、日本へ行くことはできないといった状況です。
日本側が外国人の入国を許可するようになり、ミャンマー現地の日本大使館にてビザ発給が開始されれば、日本が発行する在留資格認定証明書とミャンマー側でのスマートカードを取得している者についてはミャンマーを出国することができるのではないかと聞いております。
しかし、ミャンマー側の政治が安定していないため、いつになるか分かりませんが日本側が開国した時にミャンマー政府の体制がどうなっているか?という大きな懸念材料があります。
新型コロナウィルスの感染状況とミャンマーでの政変が、好転することを祈るしかありません。
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