インドネシア送出し機関、教育訓練機関の現地視察(ジャワ島編)

インドネシア送出し機関視察

5月12日から16日にかけて、インドネシアへ送出し機関と教育訓練機関の視察に同業者仲間と行ってきました。

実はこの期間、インドネシアはラマダン(断食)期間中。
インドネシアのイスラム教徒は日が昇っている間は食事を摂らないどころか水すら口にしない。

ちょっと不安にかられながらのインドネシア現地視察となりました。

インドネシア現地視察 初日

初日は羽田空港AM11:45発GA875便にて出発。
インドネシア送出し機関視察ツアー羽田空港

ジャカルタに到着したのは現地時間で17:30。日本時間だと19:30。
約8時間飛行機に乗ってました。

直行便で8時間はちょっとキツイ。

(下の写真はジャカルタ空港内)

インドネシア送出し機関視察 ジャカルタ空港

普通、この時間に到着となると、夕食を摂ってホテルに帰ってその日は終わると思うのだが、我々のチームは違う。
夕食にインドネシア現地で教育訓練機関を運営する日本人の方を招き、情報交換などをしながら会食。

その後もその方をホテルに招き、夜遅くまで情報交換や業界の理想や将来について語り合いました。

インドネシア現地視察 2日目

ジャカルタの朝。
気持ちの良い晴天に恵まれ、これからの視察にやる気が出てくる。
インドネシア送出し機関視察ジャカルタの朝

昨晩はホテルにて教育訓練機関の方と夜遅くまで語り合い有意義な時間を過ごせたのだが、この日はホテルをAM6:00に出発。ちょっと眠い。

チャーターした車でインドネシア第3の都市バンドンへ向かう。
インドネシア送出し機関視察ジャカルタからバンドンへ

この日最初に視察したのはインドネシアで老舗の送出し機関。

数多くのインドネシアの若者を日本へ送り出している実績を持ち、介護分野でも多くの生徒が日本語を学んでいる。

実際に教育している教室を見させてもらい、勉強中の生徒達に話しかけてみたりして日本語の習得状況を確認。

老舗の送出し機関だけあって教育内容や生徒たちの日本語習得レベルは目を見張るものがありました。

 

次に視察をしたのは送出し機関へ人材供給をする教育訓練機関を視察。

長く技能実習生候補者の教育訓練を行ってきた実績を持ち、教育方針、教育カリキュラムなどはとてもしっかりしている感じでした。

教育方法に関しては一言で言うと軍隊式。
日本で働くための姿勢や考え方を徹底的にたたき込み、一糸乱れぬ統制をとることを強く意識しているよう感じ取れました。

 

その後、バンドン市内にあるホテルにチェックイン、ホテルにて夕食。
ちなみに昼食はアテンドしてくれた現地の方に付き合って断食をしてしまいました。(笑)

この日の夕食は簡単に済ませ、夕食後ホテルにバンドン市内にある送出し機関の方を招いて情報交換。
視察にお伺いしたかったのですが、時間的に無理なので護送苦労願いました。

お越しいただいたのはインドネシア人の社長と日本人女性職員のお二人。

日本人女性の職員の方には現地での生活の様子などもお聞かせいただき、インドネシアの素晴らしさもいろいろと教えていただきました。

インドネシア現地視察 3日目

この日最初に視察したのは、送出し機関のライセンスを取得したばかりで、日本で技能実習経験のある社長が経営する送出し機関。
社長の奥様は日本で介護職に従事していたということもあり、介護に力を入れているようだ。

介護はいろいろと難しい職種であるため、その介護で頑張ろうという姿勢は面白いと思いました。

 

その後はプチ観光。

観光に訪れたのは、バンドンにあるアジア・アフリカ会議博物館。

歴史的建造物ですね。

バンドンで昔行われたアジア・アフリカ会議について

1955年4月18~24日にインドネシアのバンドンで開催されたアジア,アフリカ諸国の政府レベルの会議。バンドン会議あるいはAA会議ともいう。平和地域を拡大し東西間の緊張を積極的に緩和することを目指して,セイロン(現,スリランカ),インド,パキスタン,インドネシア,ビルマ(現,ミャンマー)の〈コロンボ・グループ〉が招請したこの会議は,日本,中国を含むアジア15ヵ国,中東8ヵ国,アフリカ6ヵ国,計29ヵ国の正式参加をえ,反帝国主義・反植民地主義を基調としてアジア・アフリカの連帯を強めるのに貢献した。
~世界大百科事典より引用~

このアジア・アフリカ会議は日本も関わっているのでインドネシアに対して親近感も沸いてきました。

インドネシア・バンドン~アジア・アフリカ会議博物館1
インドネシア、バンドン~アジア・アフリカ会議博物館2

 

そしてこの後、フセイン・サストラネガラ空港へ移動。

バンドンからインドネシア国内線QG825便でインドネシア第2の都市スラバヤへ飛びました。

 

インドネシア現地視察~スラバヤへ

スラバヤ到着後はレストランで夕食。
この日も断食に付き合ってしまい、昼食は抜き(笑)

そしてこの日の夕食も視察に回り切れない送出し機関の方を招いて会合。

この日の会合に招いた送出し機関でも日本人女性職員の方がお越しになられました。

日本人女性職員の方が言うにはインドネシアは住みやすいとのこと。
やはり良い国なんだなぁって思いました。

こちらの送出し機関は、日本だけでなく台湾などへも送り出しているとのこと。
インドネシアから見た出稼ぎ国として、日本は果たして魅力的なのかと尋ねると、微妙なところもあるそうです。

日本へ送り出すには、相当の教育期間が必要だし、日本のややこしい制度に合わせるのも大変。
しかし台湾などは、人材を採用してから送り出すまでの期間が短く、労働者としてもストレスなく出国できるとのこと。

日本は労働力を外国人に頼らなくてはならない状況なので、外国人に出稼ぎ国として日本を選んでもらうための努力が必要だなぁと、現地の生の声をお聞きして焦りとも似たような気持になりました。

会合が終わりホテルにチェックイン。
さすがに疲れが出てきたのか、この日は気を失うように眠りにつきました。

インドネシア現地視察 4日目

この日の視察箇所は1カ所。
ただし、スラバヤ市内ではあるが片道車で3時間かかる。

ホテルをチェックアウトしてチャーターした車でひたすら3時間。

こちらでは約180名の技能実習生候補者である生徒が在学中。

そしてこちらの教育訓練機関は近隣から人材を集めており、生徒の殆どは自宅からバイクなどで通学しているとのこと。
近隣で人材募集が可能なことにちょっとビックリしました。

また、経営者の考えとして、
「生徒達の費用負担を極力安くしたい。負担を少なくして日本へ送り出したい。」

という考えでいるところに感激しました。
技能実習業界の健全化を図るためには、まず実習生の過度な負担をなくすことが先決ですからね。

ということで、スラバヤの教育訓練機関現地視察を終え、また車で3時間かけてスラバヤ空港へ。
次はバリ島へ飛びます。

 

記事が長くなってしまったので、続きは「インドネシア送出し機関、教育訓練機関の現地視察(バリ島編)」ということで、後日投稿します。

長文のお付き合い、ありがとうございました。

クリックいただけると励みになります。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 経営ブログ 組織・人材へ

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


ピックアップ記事

  1. 監理と管理監理団体は技能実習生を受入れる事業者である実習実施者を監理します。
  2. 特定技能について、いろいろと情報が出てきましたね。
  3. 送出し機関からキックバックを受けた監理団体役員は逮捕されます。
    送出し機関から技能実習生を採用したことに対する見返りとして、監理団体がマージン(キックバック)を受け...

アーカイブ